精選版 日本国語大辞典 「愚忠」の意味・読み・例文・類語 ぐ‐ちゅう【愚忠】 〘 名詞 〙 おろかな忠義だて。また、自分のつくす忠義をへりくだっていう語。微忠(びちゅう)。[初出の実例]「件等例聊注二送頭弁許一、致二愚忠一也」(出典:小右記‐長和三年(1014)一二月一七日)[その他の文献]〔韓非子‐存韓〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「愚忠」の読み・字形・画数・意味 【愚忠】ぐちゆう ひとすじに忠誠をつくす。謙称。〔漢書、張湯伝〕匈奴和親を求む。~士狄山曰く、和親なりと。~上(しやう)、湯に問ふ。湯曰く、此れ愚儒、知る無しと。狄山曰く、臣固(もと)より愚忠なるも、大夫湯の(ごと)きは、乃ち詐忠なり~と。字通「愚」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報