愛他主義(読み)アイタシュギ

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精選版 日本国語大辞典 「愛他主義」の意味・読み・例文・類語

あいた‐しゅぎ【愛他主義】

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] altruisme [英語] altruism の訳語 ) 一般に、思いやりの衝動感情、あるいはそれに基づく行動。フランスの哲学者オーギュスト=コントが用いた言葉。利他主義。愛他説。

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改訂新版 世界大百科事典 「愛他主義」の意味・わかりやすい解説

愛他主義 (あいたしゅぎ)

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世界大百科事典(旧版)内の愛他主義の言及

【利他主義】より

…原語は〈他者〉を意味するラテン語のalterにさかのぼり,コントに由来し,エゴイズムないし利己主義に対して用いられた。訳語は明治10年代以来で〈愛他心〉とも訳されており,40年代以降には〈愛他説〉〈愛他主義〉〈主他主義〉とも訳された。コントによれば,実証的精神が人類に広まるなら新しい道徳的秩序が生じる。…

※「愛他主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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