精選版 日本国語大辞典 「愛想らしい」の意味・読み・例文・類語 あいそう‐らし・いアイサウ‥【愛想らしい】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]あいさうらし 〘 形容詞シク活用 〙 =あいそらしい(愛想)〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「つもりやせましここな銭箱(ぜにばこ) はたごやのあいそふらしきをなごにて〈徳元〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一六) あいそ‐らし・い【愛想らしい】 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「らしい」は接尾語 ) 言動にやさしさ、思いやりなどのあるさま。また、機嫌をとるようなさま。あいそうらしい。[初出の実例]「すがたみめようて、心がめぐみあって、あいそらしいか、なさけあるか」(出典:玉塵抄(1563)二二)「母はさも愛想(アイソ)らしく又弁疏(いひわけ)らしく口を利いて」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石〉帰ってから) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例