共同通信ニュース用語解説 「感染症の発生動向調査」の解説
感染症の発生動向調査
感染症の発生を早急に把握し対策を取るため、政府は感染症法に基づき100種類以上の感染症の発生動向を継続的に調査している。季節性インフルエンザや感染性胃腸炎など患者数が多数で全数を把握する必要がない疾患は、一定の基準に基づき選ばれた全国の定点医療機関からの届け出を集計する。発生数が希少、あるいは周囲への感染拡大防止を図る必要がある疾患は、患者を診断した全ての医師に届け出義務があり、国は全数を把握している。新型コロナウイルス感染症や結核、コレラなどが対象となる。
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