デジタル大辞泉 「感震ブレーカー」の意味・読み・例文・類語 かんしん‐ブレーカー【感震ブレーカー】 地震を感知すると回路を自動的に遮断するブレーカー。地震に伴う停電が復旧したときに発生する通電火災の防止に役立つ。感震遮断ユニット。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「感震ブレーカー」の解説 感震ブレーカー 地震発生時に設定値を超える揺れを感知した際、一定時間の経過後に電気を自動で止める器具。地震の揺れで倒れた暖房やオーブンに、可燃物が接触することで起こる火災などを防ぐ。自分で取り付ける簡易タイプもあるが、工事で分電盤に付けるタイプの方が信頼性が高いとされる。日本電気協会は保安規定の中で設置を推奨している。更新日:2019年10月11日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by
知恵蔵mini 「感震ブレーカー」の解説 感震ブレーカー 設定値以上の強い揺れを感知すると自動的に配線用ブレーカーや漏電ブレーカーを遮断し、電気の供給を止める器具。分電盤に電気を遮断する機能が付いた「分電盤タイプ」、個別のコンセントの電気を遮断する「コンセントタイプ」、家庭の分電盤のスイッチに接続する「簡易タイプ」などの種類がある。地震の際には、停電復旧後に壊れた機器から出火したり、配線がショートして出火したりする恐れがあるが、感震ブレーカーを各家庭に設置することでこれを防止し、火災による被害を軽減することができる。阪神・淡路大震災や東日本大震災で電気機器に関連する火災が多く見られたことを受け、政府は感震ブレーカーの普及を目指し、2015年に性能評価のガイドラインを作成している。 (2015-2-18) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by