慶山村(読み)けいざんむら

日本歴史地名大系 「慶山村」の解説

慶山村
けいざんむら

[現在地名]会津若松市東山町ひがしやままち石山いしやま

若松城下の東にあり、東は慶山山、南は天寧てんねい村、北は滝沢たきざわ村。本村の南一町三〇間に端村水尾みずおがある。もと慶山寺村といったが、寛文年中(一六六一―七三)寺の字を省いたという(新編会津風土記)。天寧村からの分村という(会津鑑)。寛文六年の「会津風土記」に村名と端村水尾が記される。南青木組に属し、文化一五年(一八一八)の村日記では高八三石余。化政期の家数は本村二五・水尾五(新編会津風土記)。明治四年(一八七一)の家数三二(寺一)・人数一七八(人員録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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