慶瑞寺(読み)けいずいじ

日本歴史地名大系 「慶瑞寺」の解説

慶瑞寺
けいずいじ

[現在地名]高槻市昭和台町二丁目

黄檗宗、山号祥雲山、本尊聖観音。寺伝によると、朱鳥八年(六九四)僧道昭の開基景瑞けいずい寺と号する法相宗寺院であったが、中世の兵乱で荒廃。応永(一三九四―一四二八)頃松巌が再興し景瑞庵と称したが、松巌の没後再び無住となる。江戸時代になり寛文元年(一六六一)普門ふもん寺から竜渓が入山し、祥雲山慶瑞寺と改称。山城宇治黄檗山萬福まんぷく寺末となる。「摂津名所図会」は寺説にいわくとして、同様の寺史を記し、延宝二年(一六七四)萬福寺の末寺になったと記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む