慶祥寺(読み)けいしようじ

日本歴史地名大系 「慶祥寺」の解説

慶祥寺
けいしようじ

[現在地名]由利町前郷 寺の下

前郷まえごう北西にあり、広い境内には数百年を経た欅の大樹がある。徳運山と号し、曹洞宗、本尊釈迦牟尼仏。

由利八郎惟平の子孫政春の姉が、正和年間(一三一二―一七)一庵を営み慶祥庵と称したのが始まりといい、慶長一三年(一六〇八)加賀国大乗だいじよう寺三世明峯素哲の手で開山されたと伝える(羽後国由利郡村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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