懐紙式(読み)かいししき

精選版 日本国語大辞典 「懐紙式」の意味・読み・例文・類語

かいし‐しきクヮイシ‥【懐紙式】

  1. 〘 名詞 〙 連歌俳諧の作品を懐紙にしたためる書式百韻の場合は四枚の懐紙に初折表八句、初折裏一四句、二折表一四句、二折裏一四句、三折表一四句、三折裏一四句、名残折表一四句、名残折裏八句と分載歌仙の場合は二枚の懐紙に初折表六句、初折裏一二句、名残折表一二句、名残折裏六句と分載、一句二行書き、巻頭張行日付賦物(ふしもの)を記し、巻尾句上(くあげ)を記載するなど種々のきまりがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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