戎金(読み)えびすきん

精選版 日本国語大辞典 「戎金」の意味・読み・例文・類語

えびす‐きん【戎金・夷金・恵ヱ比須金】

  1. 〘 名詞 〙 大阪市浪速区の今宮神社境内で催される、正月一〇日の戎市で売った模造小判一分銀。面に「戎三郎」と書いてあるのでいう。転じて、近世では贋(にせ)小判の意に用いた。えびすがね。
    1. [初出の実例]「日和になり、相場の上がるゑびす金(きン)」(出典:雑俳・塵手水(1822))

えびす‐がね【戎金・夷金】

  1. 〘 名詞 〙えびすきん(戎金)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む