精選版 日本国語大辞典 「戎金」の意味・読み・例文・類語 えびす‐きん【戎金・夷金・恵ヱ比須金】 〘 名詞 〙 大阪市浪速区の今宮神社の境内で催される、正月一〇日の戎市で売った模造の小判や一分銀。面に「戎三郎」と書いてあるのでいう。転じて、近世では贋(にせ)小判の意に用いた。えびすがね。[初出の実例]「日和になり、相場の上がるゑびす金(きン)」(出典:雑俳・塵手水(1822)) えびす‐がね【戎金・夷金】 〘 名詞 〙 =えびすきん(戎金) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例