今宮神社(読み)いまみやじんじゃ

日本大百科全書(ニッポニカ)「今宮神社」の解説

今宮神社
いまみやじんじゃ

京都市北区紫野(むらさきの)今宮町に鎮座。大己貴命(おおなむちのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)を祀(まつ)る。一条(いちじょう)天皇の時代に疫病が流行したため994年(正暦5)船岡山(ふなおかやま)で御霊会(ごりょうえ)を行った。しかし再度蔓延(まんえん)したため1001年(長保3)紫野に神殿をつくって疫神を勧請(かんじょう)して御霊会を行ったのが創建で、のちに今宮と称するようになった。なお、摂社の疫神社に素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀る。旧府社。例祭は10月9日。特殊神事の「やすらい祭」は春の花が散るころ疫神が分散して人を悩ますのを鎮めるための祭りで、4月の第2日曜日に行われる。線彫四面仏石は重要文化財。

[寳來正彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典「今宮神社」の解説

いまみや‐じんじゃ【今宮神社】

[一] 大阪市浪速区恵美須町にある神社。旧郷社。祭神天照大神、事代主命(ことしろぬしのみこと)など。今宮戎(えびす)神社。
[二] 京都市北区紫野今宮町にある神社。旧府社。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、事代主命、稲田姫命(いなだひめのみこと)
[三] 栃木県鹿沼市今宮町にある神社。旧県社。祭神は大己貴命、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)ほか一柱。延暦元年(七八二)の創建と伝えられる。

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