成人病胎児期発症説(読み)セイジンビョウタイジキハッショウセツ

デジタル大辞泉 「成人病胎児期発症説」の意味・読み・例文・類語

せいじんびょう‐たいじきはっしょうせつ〔セイジンビヤウタイジキハツシヤウセツ〕【成人病胎児期発症説】

胎児期の低酸素・低栄養状態が、成長して成人になったときの成人病生活習慣病)の素因となるという仮説。1986年に英国医師・疫学者D=バーカー提唱。のちに、胎児期に限らず、新生児乳児期における生育環境も影響するというDOHaDドーハッド説が登場した。胎児プログラミング仮説FOAD(fetal origins of adult disease)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 乳児期

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む