最新 地学事典 「成因論的層序シーケンス」の解説
せいいんろんてきそうじょシーケンス
成因論的層序シーケンス
genetic stratigraphic sequence
最大海成氾濫面と次の最大海成氾濫面とによって境される地層の単位。W.E.Galloway(1989)提唱。シーケンス層序で用いる堆積シーケンスはシーケンス境界を基準にしている。しかし,Gallowayは,堆積盆地の縁辺部ではシーケンス境界は不整合面なので見いだすことはやさしいが,整合面となる沖側ではシーケンス境界を見いだすことが難しいので,コンデンストセクションによって表現される最大海成氾濫面を基準にしたほうがよいと主張し,この地層単位を提唱した。参考文献:W.E.Galloway(1989) Am. Ass. Petr. Geol. Bull.,Vol.73:125
執筆者:保柳 康一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

