戦戦恐恐(読み)センセンキョウキョウ

デジタル大辞泉 「戦戦恐恐」の意味・読み・例文・類語

せんせん‐きょうきょう【戦戦恐恐/戦戦××兢】

[ト・タル][文][形動タリ]おそれて、びくびくするさま。おそれつつしむさま。「―として父親の怒りが治まるのを待つ」
[類語]慄然恟恟

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「戦戦恐恐」の解説

戦戦恐恐

おそれつつしむ様子。おそれてびくびくする様子。

[活用] ―たり・―として。

[使用例] 白羽の矢を立てられはせぬかと、戦々兢々たる娘[葉山嘉樹*海に生くる人々|1926]

[使用例] 心の中では、戦々兢々としているのよ[小島信夫*どちらでも|1970]

[解説] 本来は「戦戦兢競」。「戦戦」はひどく慎むこと、ひどく恐れること。「兢兢」は恐れおののくこと。

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