共同通信ニュース用語解説 「戦没者遺骨収集事業」の解説
戦没者遺骨収集事業
第2次大戦の戦没者を対象に、政府が1952年度から実施している。海外や沖縄、硫黄島で亡くなった約240万人のうち、約112万人の遺骨が収容されていない。海底に沈んだものなどを除き、最大約59万人の遺骨は収容可能と位置付けられる。身元特定のためにDNA鑑定を2003年度から導入した。16年、遺骨収集を「国の責務」とする戦没者遺骨収集推進法が施行され、24年度までを集中実施期間と規定。その後の法改正で29年度までに延長された。
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