戯開帳(読み)おどけかいちょう

精選版 日本国語大辞典 「戯開帳」の意味・読み・例文・類語

おどけ‐かいちょう‥カイチャウ【戯開帳】

  1. 〘 名詞 〙 寺社開帳を利用して開く興行一つ。初めは客を引き止めておくために、乾物干魚で三尊物、不動明王などの仏像武器などいろいろな物を作り、客が大勢集まると、勝手道具小間物を尊い宝物に見たててこっけいなことばで説明したり、おもしろい法談をしたりする興行。とんだ霊宝。〔随筆・皇都午睡(1850)〕
    1. 戯け開帳〈呑込多霊宝縁起〉
      戯け開帳〈呑込多霊宝縁起〉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む