20世紀日本人名事典 「戸塚道太郎」の解説
戸塚 道太郎
トツカ ミチタロウ
大正・昭和期の海軍中将
- 生年
- 明治23(1890)年4月21日
- 没年
- 昭和41(1966)年3月6日
- 出生地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 海兵(第38期)〔明治43年〕卒,海大〔大正11年〕卒
- 経歴
- 膠州航海長、第3艦隊参謀から対馬、児島、平戸、大井、木曽、磐手の各航海長を歴任。昭和8年以降、軍令部第二部第三課長、那智艦長を経て、11年館山海軍航空隊司令となり、航海畑から航空へ転じた。日中戦争開始以後は第一連合航空隊司令官、横須賀航空司令、第二、第一航空戦隊の各司令官として戦闘指導にあたった。太平洋戦争期には第十一連合航空隊司令、第十二航空艦隊長官・北東方面艦隊長官兼第十二航空艦隊長官、航空本部長として航空戦の指導にあたった。のち横須賀鎮守府長官を経て、20年予備役となった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報