デジタル大辞泉 「戸山ヶ原」の意味・読み・例文・類語 とやま‐が‐はら【戸山ヶ原】 東京都新宿区中央部の地域。江戸時代には尾張徳川家の下屋敷、明治以降は陸軍の射撃場・練兵場などがあった。第二次大戦後は住宅・文教地区。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「戸山ヶ原」の意味・わかりやすい解説 戸山ヶ原とやまがはら 東京都新宿区のほぼ中央部にある地域名。江戸時代、尾張徳川家の下屋敷があり、今も残る箱根山(44.6メートル。旧東京市内最高地)は、当時の築山(玉円峰)で、相模(さがみ)の箱根山に見立てて、庭内を旅する趣向につくられていたという。明治以降、陸軍用地となり、陸軍戸山学校や射撃場・演習場に使用された。第二次世界大戦後は、住宅・文教地区となり、戸山ハイツ、国立国際医療研究センター、早稲田大学文学部などがある。[沢田 清] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例