戸田光慈(読み)とだ みつちか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸田光慈」の解説

戸田光慈 とだ-みつちか

1712-1732 江戸時代中期の大名
正徳(しょうとく)2年9月22日生まれ。戸田光煕(みつひろ)の3男。享保(きょうほう)2年6歳で山城(京都府)淀(よど)藩主となる。志摩鳥羽藩をへて,10年信濃(しなの)(長野県)松本藩主戸田(松平)家第2次初代となる。6万石。享保17年8月11日死去。21歳。通称は孫四郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の戸田光慈の言及

【戸田氏】より

…近世大名。正親町三条(おおぎまちさんじよう)家の支流ともいわれ,中世三河国の大族,戸田宗光より出る。宗光嫡流の康長は徳川家康から松平姓を賜り,所々に封じられて最後は信濃国松本城主となる(7万石)。その子の康直は播磨国明石城主に,次の光重は美濃国加納城主に,孫の光熙(みつひろ)は山城国淀城主に転封され,次の光慈(みつちか)は志摩国鳥羽城主,ついで1725年(享保10)に松本城主に移されて,以後明治に至った(松本藩)。…

※「戸田光慈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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