戻り(読み)モドリ

デジタル大辞泉 「戻り」の意味・読み・例文・類語

もどり【戻り】

もとへもどること。もとの状態にかえること。
もとの場所へ帰ること。帰り。また、帰り道。「戻りバスにする」
かぎ釣り針の端に逆向きにつけたとがり。
人形浄瑠璃歌舞伎で、敵役かたきやくと思われた人物が、善心にもどって本心を打ち明けること。また、その演技演出

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「戻り」の解説

戻り

 火戻りともいう.かまぼこの製造時の異常で,弾力加熱によって増強されるところを,それが発生しないで崩壊してしまう現象

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の戻りの言及

【取引所】より

… 餅つき相場年末になると新年相場に対する強弱の見通しに基づく期待買いと年内の換金のための売りとが交錯して相場が上下に激しく動くことがあり,また正月用の餅代稼ぎという名目で短期売買が激しくなることを称していう。 戻り下げていた相場が逆に値上がりすることをいう。〈戻り相場〉ともいう。…

※「戻り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android