房後村(読み)ぼうごむら

日本歴史地名大系 「房後村」の解説

房後村
ぼうごむら

[現在地名]高宮町房後

船木ふなき村の西南に位置し、東南は深瀬ふかせ(現甲田町)北西生田いけだ川を境に佐々部ささべ村に接する。「芸藩通志」に「広十五町、袤三十町、東南北皆山にて西は稍ひらけたり、一川東より来り西界の川に合ふ」とある。

元和五年(一六一九)の安芸国知行帳は「ほうご村」として高三三二石六斗四升と記すが、以後の変化はない。「国郡志下調書出要約」によると、内訳は田方三四町六反余で二三五・四七五石、畠方七町六反余で二四・二八二石、屋敷四反余で七石、残り六五・九七九石(一五町四反余)が古荒川成であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android