所体(読み)しょたい

精選版 日本国語大辞典 「所体」の意味・読み・例文・類語

しょ‐たい【所体】

〘名〙 (「たい」は「体」の呉音) =しょてい(所体)
古事談(1212‐15頃)一「同法皇御坐白川殿。元日拝礼。為織戸中門。御所体凡卑」
※歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)六立「辰夜叉檜扇を打ち付ける。花園姫思ひ入れ。辰夜叉所体(ショタイ)を繕ひ」

しょ‐てい【所体】

〘名〙 なりふり。体裁(ていさい)。みなり。風体。しょたい。
歌謡田植草紙(16C中‐後)昼歌三番「傘の化粧はしょていか主の好みか」
浮世草子好色一代男(1682)五「信太妻女房江戸風のしょていと申」

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デジタル大辞泉 「所体」の意味・読み・例文・類語

しょ‐たい【所体】

しょてい(所体)

しょ‐てい【所体】

なりふり。体裁。みなり。風体。しょたい。

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