江戸風(読み)エドフウ

精選版 日本国語大辞典 「江戸風」の意味・読み・例文・類語

えど‐ふう【江戸風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸の人の好みのやり方。江戸好みの流儀。江戸前。
    1. [初出の実例]「思ひやらるる牢人の夢 くらへこし其江戸風の枕にて〈元順〉」(出典:俳諧・物種集(1678))
    2. 「江戸風(えどフウ)のしょていと申」(出典浮世草子・好色一代男(1682)五)
  3. 江戸座の俳諧の持つ傾向、特徴。〔俳諧・俳論(1764)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android