所依(読み)ショエ

デジタル大辞泉 「所依」の意味・読み・例文・類語

しょ‐え【所依】

仏語教理などのよりどころ。

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精選版 日本国語大辞典 「所依」の意味・読み・例文・類語

しょ‐え【所依】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「え」は「依」の呉音 ) よりどころとなっているもの。たよりとなるもの。能依に対していう。
    1. [初出の実例]「仏慧謂真智、大智亦仏俗智言既以慈為身、以仏智心、則為諸衆生所依明也」(出典法華義疏(7C前)一)
    2. [その他の文献]〔揚雄‐甘泉賦〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「所依」の意味・わかりやすい解説

所依
しょえ

仏教用語。事物のよりどころとなっているもの。法相宗では,心と心の働きが成り立つための3つのよりどころをあげ,それらは因縁依,増上縁依,等無間縁依 (とうむけんねんえ) であるとするなど,この語は種々に用いられる。

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