所柄(読み)トコロガラ

デジタル大辞泉 「所柄」の意味・読み・例文・類語

ところ‐がら【所柄】

その場所性質。場所柄。「所柄をわきまえた服装」「所柄魚がうまい」
[類語]場所柄土地柄

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精選版 日本国語大辞典 「所柄」の意味・読み・例文・類語

ところ‐がら【所柄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ところから」とも ) その場所に備わっている様子・性質。その地方や場所の特色。場所柄。また、その場所の様子によって普通よりいっそうある感じを受けるさま。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「あはぢにてあはとくもゐにみしつきのちかきこよひはところがらかも」(出典:躬恒集(924頃))
    2. 「ところからなめり、さすがに虫の声などは聞こえたり」(出典:枕草子(10C終)一六一)

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