所柄(読み)トコロガラ

精選版 日本国語大辞典 「所柄」の意味・読み・例文・類語

ところ‐がら【所柄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ところから」とも ) その場所に備わっている様子・性質。その地方や場所の特色。場所柄。また、その場所の様子によって普通よりいっそうある感じを受けるさま。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「あはぢにてあはとくもゐにみしつきのちかきこよひはところがらかも」(出典:躬恒集(924頃))
    2. 「ところからなめり、さすがに虫の声などは聞こえたり」(出典:枕草子(10C終)一六一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む