所柄(読み)トコロガラ

精選版 日本国語大辞典 「所柄」の意味・読み・例文・類語

ところ‐がら【所柄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ところから」とも ) その場所に備わっている様子・性質。その地方や場所の特色。場所柄。また、その場所の様子によって普通よりいっそうある感じを受けるさま。副詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「あはぢにてあはとくもゐにみしつきのちかきこよひはところがらかも」(出典:躬恒集(924頃))
    2. 「ところからなめり、さすがに虫の声などは聞こえたり」(出典:枕草子(10C終)一六一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む