三脚(読み)サンキャク

精選版 日本国語大辞典 「三脚」の意味・読み・例文・類語

さん‐きゃく【三脚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 三本の足。
  3. さんきゃくか(三脚架)」の略。
    1. [初出の実例]「向の谷の方から三脚を持った人がニコニコして帰って来る━途次(みちみち)二人で画や風景の話なぞをして」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉下)
  4. さんきゃくいす(三脚椅子)」の略。
    1. [初出の実例]「熱心な大美術家がスケッチの図取りに日を暮して三脚に据えた腰の揺動くまで干餓さを嘆息した事もあった」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉電影)

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カメラマン写真用語辞典 「三脚」の解説

三脚

 カメラをしっかりと固定しておくための撮影用具。3本の脚でカメラを装着する雲台を支える。スローシャッターを切る場合や望遠レンズを用いる時に、カメラブレを防ぐために使用する。また、機動性を重視しない風景の撮影などで、フレーミングを固定し、じっくりシャッターチャンスを待つ場合などにも有効。→ 一脚

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