手前共(読み)テマエドモ

デジタル大辞泉 「手前共」の意味・読み・例文・類語

てまえ‐ども〔てまへ‐〕【手前共】

[代]一人称人代名詞。多く、商人などがへりくだって用いる語。わたくしたち。わたくしども。また、わたくしたちの家、わたくしたちの店。「手前共では掛け売りはいたしておりません」
[類語]私達私共我我我ら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手前共」の意味・読み・例文・類語

てまえ‐どもてまへ‥【手前共】

  1. 〘 代名詞詞 〙 自称。商人、芸人などが用いた語。わたしども。商人は「わたくしの家庭」「わたくしの店」の意にも用いる。
    1. [初出の実例]「手前共はとかく不信心にござるて」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む