デジタル大辞泉 「手向け」の意味・読み・例文・類語 た‐むけ【手向け】 1 神仏や死者の霊に物を供えること。また、その物。「手向けの香華」2 別れる人へのはなむけ。餞別せんべつ。「卒業生に対して手向けの言葉を呈する」3 《峠には道祖神などの境の神が祭られており、そこで旅の安全を祈って供え物をしたところから》山路をのぼりつめた所。峠。「恐かしこみと告のらずありしをみ越路の―に立ちて妹が名告りつ」〈万・三七三〇〉[類語]供え物・お供え・供物・捧げ物・お捻り・賽銭・玉串・供花くげ・献花・弔花 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例