手品市左衛門(読み)てじな いちざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「手品市左衛門」の解説

手品市左衛門 てじな-いちざえもん

?-? 江戸時代前期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
江戸の人。手品節の祖。初代土佐少掾橘正勝(とさのしょうじょう-たちばなの-まさかつ)の門人というが諸説ある。天和(てんな)-元禄(げんろく)(1681-1704)のころ活躍十寸見河東(ますみ-かとう)の河東節は手品節の影響をうけているといわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android