手品節(読み)テジナブシ

デジタル大辞泉 「手品節」の意味・読み・例文・類語

てじな‐ぶし【手品節】

古浄瑠璃の一。延宝元禄(1673~1704)ごろ、手品市左衛門江戸中心に語ったもの。河東節影響を与えたという。

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精選版 日本国語大辞典 「手品節」の意味・読み・例文・類語

てじな‐ぶし【手品節】

  1. 〘 名詞 〙 浄瑠璃節一つ。手品市左衛門の語り出したもの。延宝から元祿一六七三‐一七〇四)頃に栄えたらしい。河東節の祖十寸見(ますみ)河東はその曲風を慕い、その節付多くこの節を用いたという。〔随筆・我衣(1825)〕

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