手帕(読み)しゅはく

精選版 日本国語大辞典 「手帕」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐はく【手帕】

  1. 〘 名詞 〙 小さな手ふきの布。手巾ハンカチーフ。しゅは。
    1. [初出の実例]「頃者は、予、人の好染手帕を袖にするを見る」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)二)
    2. 「壮士はエレンの為めに手帕を裂いて血を拭ひ、疵をり」(出典:春窓綺話(1884)〈高田早苗・<著者>坪内逍遙・<著者>天野為之訳〉一六)
    3. [その他の文献]〔紅楼夢‐第一九回〕

しゅ‐は【手帕】

  1. 〘 名詞 〙しゅはく(手帕)易林本節用集(1597)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む