手帕(読み)しゅはく

精選版 日本国語大辞典 「手帕」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐はく【手帕】

  1. 〘 名詞 〙 小さな手ふきの布。手巾ハンカチーフ。しゅは。
    1. [初出の実例]「頃者は、予、人の好染手帕を袖にするを見る」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)二)
    2. 「壮士はエレンの為めに手帕を裂いて血を拭ひ、疵をり」(出典:春窓綺話(1884)〈高田早苗・<著者>坪内逍遙・<著者>天野為之訳〉一六)
    3. [その他の文献]〔紅楼夢‐第一九回〕

しゅ‐は【手帕】

  1. 〘 名詞 〙しゅはく(手帕)易林本節用集(1597)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む