手薬練(読み)テグスネ

デジタル大辞泉 「手薬練」の意味・読み・例文・類語

て‐ぐすね【手練/手×煉】

手に薬練を塗ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手薬練」の意味・読み・例文・類語

て‐ぐすね【手薬練】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くすね」は松脂を油で煮て練り混ぜたもの。弓の弦に塗り、強くするのに用いる ) 手に薬練(くすね)をとること。転じて、用意して機会を待つこと。てぐすみ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「さりやこそ左様にあらんと言ひ、てぐすねしてこそ見えにけれ」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む