精選版 日本国語大辞典 「手薬練」の意味・読み・例文・類語 て‐ぐすね【手薬練】 〘 名詞 〙 ( 「くすね」は松脂を油で煮て練り混ぜたもの。弓の弦に塗り、強くするのに用いる ) 手に薬練(くすね)をとること。転じて、用意して機会を待つこと。てぐすみ。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「さりやこそ左様にあらんと言ひ、てぐすねしてこそ見えにけれ」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例