手鎌村(読み)てがまむら

日本歴史地名大系 「手鎌村」の解説

手鎌村
てがまむら

[現在地名]大牟田市手鎌

横須よこす村の北、白銀しらがね川・堂面どうめん川下流のデルタ地帯にあり、内海に臨む海浜村落。元亨四年(一三二四)二月一三日の道覚所領処分状案(三池文書/鎌倉遺文三七)によれば、三池道覚(貞宗)から子息らに譲られた所領のうちに、次男左近大夫貞政分として三池南みいけなん郷内の「てかまの村」の畠地二町一反三丈があり、「但し川口ハのそく」と注記されている。天正七年(一五七九)三月、龍造寺隆信は大友方の三池鎮実を討って三池郡掌握

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android