才略(読み)サイリャク

デジタル大辞泉 「才略」の意味・読み・例文・類語

さい‐りゃく【才略】

才知策略知恵とはかりごと。「才略にたけた人」

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精選版 日本国語大辞典 「才略」の意味・読み・例文・類語

さい‐りゃく【才略】

  1. 〘 名詞 〙 才知とはかりごと。また、才知に富んだはかりごと。
    1. [初出の実例]「書記蘊英邁奇傑之才略。初無意功名之塗」(出典:鈍鉄集(1331頃)送書記住福昌序)
    2. 「此人は、天性正直なるところのありて、才略もよのつねならぬ所おはしけれど」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上)
    3. [その他の文献]〔晉書‐明帝紀〕

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普及版 字通 「才略」の読み・字形・画数・意味

【才略】さいりやく

才智智謀。〔後漢書、胡広伝〕陳留郡、今太守の任缺く。廣、才略深、能く煩を撥(をさ)むるに堪へたり。願はくは以て參し、俗(たいぞく)を紀綱せしめ、~仰するらしめん。

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