打ち読む(読み)うちよむ

精選版 日本国語大辞典 「打ち読む」の意味・読み・例文・類語

うち‐よ・む【打読・打詠】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 )
  2. 経文和歌などを節を付けて唱える。
    1. [初出の実例]「文のおぼえけるを打よみて」(出典:落窪物語(10C後)二)
  3. 詩歌を作る。詠じる。
    1. [初出の実例]「うちよみ、走り書き、〈略〉みな、たどたどしからず」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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