打ち身(読み)うちみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「打ち身」の意味・わかりやすい解説

打ち身
うちみ

打撲をはじめ、転倒衝突などによって強い鈍力を受けたとき、皮膚の下部組織にできる傷。打撲傷挫傷(ざしょう))の俗称。皮膚に損傷がなくても皮下脂肪筋肉などが挫滅(ざめつ)したり、血管が切れて腫(は)れ上がったりする皮下出血をみるほか、皮膚だけが皮下の組織と離れてしまったりする場合がある。また、料理では刺身をいい、とくにコイでは左側の身をいい、右側を引身(ひきみ)というのに対する。

[宇田敏彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む