事典 日本の地域ブランド・名産品 「打出し銅器」の解説
打出し銅器[金工]
うちだしどうき
高松市で製作されている。銅は金属のなかでも比較的やわらかく、細工がしやすいため古くから金属工芸の材料として用いられてきた。打出しの技法は、型取りした銅板に熱を加えながら木槌や金鎚でたたいてかたちを仕上げていくもの。この技法を用いた銅器は、丈夫で熱伝導率の高いものに仕上がるため、銅釜や湯沸かし器などとして利用される。香川県伝統的工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報