日本歴史地名大系 「打坂村」の解説 打坂村うちさかむら 兵庫県:篠山市旧西紀町地区打坂村[現在地名]篠山市打坂乗竹(のりたけ)村の南に位置し、宮田(みやだ)川が南西流する。篠山方面に越える坂道があり、打越(うちこし)坂から転じた地名とする所伝もある。慶長一三年(一六〇八)の多紀郡桑田津之国帳に「打坂村」とみえ、高一六三石余。正保郷帳では田高一三六石余・畠高五石余。元禄郷帳では高一五三石余。「丹波志」に河内(かわち)郷のうちとしてみえ、高一六一石余。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では板井組のうちで、高一六一石余、家数二〇・人数八八。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by