打掛小袖(読み)うちかけこそで

精選版 日本国語大辞典 「打掛小袖」の意味・読み・例文・類語

うちかけ‐こそで【打掛小袖】

  1. 〘 名詞 〙 近世の武家婦人の、秋から春にかけての礼服。色により地白、地赤地黒の三種。帯を締めた上からうち掛けて着る小袖仕立ての裾長のもの。武家以外でも金持ちの町家の婚礼などで花嫁が着用。現代結婚式でも使われる。また、遊女が着ることもあった。うちかけ。かいどり。〔女用訓蒙図彙(1687)〕
    1. 打掛小袖〈和国百女〉
      打掛小袖〈和国百女〉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む