打眺める(読み)ウチナガメル

デジタル大辞泉 「打眺める」の意味・読み・例文・類語

うち‐なが・める【打(ち)眺める】

[動マ下一][文]うちなが・む[マ下二]
はるか遠くを見渡す。
「あれがル、アーヴルの港だといって―・めて居たのである」〈荷風・ふらんす物語
ぼんやり物を見つめて、物思いに沈む。
「火をつくづくと―・めて、ものをいとあはれと思ひたる」〈とりかへばや・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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