打飼(読み)うちがい

精選版 日本国語大辞典 「打飼」の意味・読み・例文・類語

うち‐がい‥がひ【打飼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うち」は接頭語 )
  2. えさ。餌食(えじき)。うちがえ。
    1. [初出の実例]「此等は皆我身を鬼のうちかひとなし」(出典:日蓮遺文‐四恩鈔(1262))
  3. うちがいぶくろ(打飼袋)」の略。
    1. [初出の実例]「打飼の底に入て置た梅干を」(出典:雑兵物語(1683頃)上)

うち‐がえ‥がへ【打飼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うちがい(打飼)
    1. [初出の実例]「鬼のうちがへにこそなりつれや」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)上)
  3. うちがい(打飼)日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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