抄写(読み)ショウシャ

デジタル大辞泉 「抄写」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゃ〔セウ‐〕【抄写】

[名](スル)文章一部分を書き写すこと。
「独り読み得るのみならず、これを―して」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「抄写」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゃセウ‥【抄写・鈔写】

  1. 〘 名詞 〙 文章などの一部分を書きうつすこと。抜き書きすること。書き抜き。
    1. [初出の実例]「抄写年積眼早暗、桑楡景傾病彌忙」(出典:本朝文粋(1060頃)一・夜行舎人烏養有三継狂歌〈源順〉)
    2. 「契沖が述作の書を抄写してこれを喜び」(出典:国歌八論(1742)古学)
    3. [その他の文献]〔遊仙窟〕

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普及版 字通 「抄写」の読み・字形・画数・意味

【抄写】しようしや

抜き書き。

字通「抄」の項目を見る

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