抑留死亡者名簿

共同通信ニュース用語解説 「抑留死亡者名簿」の解説

抑留死亡者名簿

厚生労働省は1991年以降、旧ソ連に抑留された日本の将兵らの名簿や関連資料の提供をロシア側から受けている。厚労省推計では、抑留され強制労働に従事させられたのは約57万5千人。うち約5万5千人がシベリアモンゴル死亡重労働に耐えられなくなった約4万7千人が北朝鮮や旧満州に移送されたとされる。同省は2007年、シベリアやモンゴルでの死亡者約4万2千人分の名簿をホームページに掲載。このうち約3万9千人は既に個人が特定されている。一方、北朝鮮など「その他地域」での死亡者名簿は昨年4月に初めて公表された。

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