ホームページ(読み)ほーむぺーじ(その他表記)home page

翻訳|home page

デジタル大辞泉 「ホームページ」の意味・読み・例文・類語

ホームページ(homepage)

ウェブサイトのトップ(最上位)のページ。またはウェブページ自体の総称。本来は、ブラウザーを利用して閲覧する最初ウェブページのこと。HP

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精選版 日本国語大辞典 「ホームページ」の意味・読み・例文・類語

ホーム‐ページ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] home page ) インターネット上のワールド‐ワイド‐ウェブ(WWW)を通して情報を公開するとき、それぞれの発信者が最初に設ける表紙あるいは目次に相当する画面。また、そこで提供される全ての情報画面についてもいう。参照者は閲覧検索ソフト(ブラウザ)を用いて閲覧する。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホームページ」の意味・わかりやすい解説

ホームページ
ほーむぺーじ
home page

インターネットで使われるWWWワールド・ワイド・ウェブworld wide web)システムに提示する画面をいう。通常、あるWWWサイトに入るときの最初のページになっていて、それをそのサイトのホームページとよび、これからさらにリンクされた別のページへたどることができるようになっている。ユーザーがWWWのブラウザー(閲覧ソフトウェア)で、あるホームページのアドレスを指定すると、そのアドレスはサーバーとその上にあるファイルを指定することになり、そのファイルがユーザーの使用しているクライアントパソコンにダウンロードされ(ネットワーク経由で送られ)、表示されるのがホームページとよばれるものである。WWWが広く普及しだした1994年ごろからホームページの数が急速に増加しつつあり、毎年ほぼ倍増しているという説もあるが、あまりに膨大なため、実数を把握することはできない。世界中で数十億ページはあるだろうと推測される。初期には単に情報を提示するだけのものが多かったが、しだいに利用者と情報をやりとりするインタラクティブ(双方向性)なものが増えている。電子商取引、Eコマース、Eビジネスなどさまざまなよばれ方をするネットワーク上の経済活動においても、企業のホームページが主軸となっており、行政組織においても同様である。

 ホームページは個人でも容易に作成することができるが、そのファイルをもつコンピュータは常時電源を入れネットワークに接続している必要があるため、加入しているプロバイダー(インターネット接続業者)のサーバーにのせてもらうことになる。こうして、ホームページを通じて個人レベルでも情報を世界に向けて容易に発信することが可能となった。

[田村浩一郎]

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百科事典マイペディア 「ホームページ」の意味・わかりやすい解説

ホームページ

インターネット上にある様々な情報をコンテンツとして提供するデータベース。政府機関や自治体による情報提供をはじめとして,民間企業による自社活動の紹介や商品のPR,個人による情報の発信などに利用されている。WWWWorld Wide Webの略)と呼ばれる検索システムを利用して,インターネット上のアドレスにアクセスして表示させる。ページ上には文字のみならず映像や音を載せることができる。日本では1992年9月最初のホームページが公開された(物理学者の森田洋平が作成)。
→関連項目ネットサーフィンブログ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホームページ」の意味・わかりやすい解説

ホームページ
homepage

インターネットワールド・ワイド・ウェブ WWWに含まれる情報のなかで,特定の管理区分(ドメイン)に属するひとまとまりであるウェブサイトの表紙にあたる部分。通常,ブラウザでアクセスすると最初に表示され,ウェブサイトに含まれる情報の内容が簡単に紹介してあったり,いくつかに分類された入口が設けられていたりする。本にたとえるなら表紙,目次に相当する部分。またウェブサイト全体をホームページと呼ぶこともある。文字情報だけでなく,画像や音声,動画などのマルチメディア情報を埋め込むこともでき,企業や団体の広報媒体として利用されるほか,個人による開設も容易である。

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IT用語がわかる辞典 「ホームページ」の解説

ホームページ【home page】

WWW(ワールドワイドウェブ)上で公開されるウェブサイトの入り口にあたるページ。元はウェブブラウザーを起動したとき、最初に表示されるページを意味した。日本ではウェブページやウェブサイト全体を指す言葉として使われることもある。◇略して「HP」とも書く。

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パソコンで困ったときに開く本 「ホームページ」の解説

ホームページ

WWWが日本に知られはじめたころ、正しく解説されなかったために用語が混乱して定着した結果、日本ではいくつかの意味で使われています。
まず、WWWを利用してブラウザで表示できる情報画面全般の意味。正しくは「ウェブページ」と呼びます。次に、特定の企業や個人が作ったひとまとまりのウェブページ群。これは「ウェブサイト」が正しいです。
もうひとつは、各ウェブサイトの最初のページ。通常は「トップページ」と呼びます。本来の意味は、ブラウザを起動すると自動的に表示される最初のページのことなのですが、日本ではこの意味で使われることがあまりありません。
⇨WWW、ウェブサイト、トップページ

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知恵蔵 「ホームページ」の解説

ホームページ

「ウェブ」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ホームページ」の解説

ホームページ

Webサイトの入り口となるトップページのこと。HPと表記する場合もある。Webページ、Webサイトと同義で扱われることもある。ただし、本来のホームページは、Webブラウザーを起動したときに最初に表示されるように設定しているWebページのこと。

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ホームページ制作用語集 「ホームページ」の解説

ホームページ

Webサイト、もしくはそのスタートページともいわれる。ウェブブラウザを起動した時や、多くのブラウザに存在するホームボタンを押した時に表示されるページのことである。

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DBM用語辞典 「ホームページ」の解説

ホーム・ページ【Home Page】

ブラウザを開いて最初に表示される先頭ページのこと。サイトの目的、内容などを紹介するのが典型的であり、先頭以外のページはウェブページと呼ばれ区別される。

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世界大百科事典(旧版)内のホームページの言及

【マルチメディア】より

… 現在,マルチメディアソフトはCD-ROMに記録して配布されることが多く,そのため,たとえばマルチメディアパソコンといえば CD-ROM 再生装置とビデオボード,サウンドボードの付いたパソコンを指すのが普通である。 しかしインターネットのホームページもマルチメディアをサポートしており,テレビも,一部のチャンネルはマルチメディアの形式で放映される見通しであり,このような広い意味でのマルチメディアは,将来の放送,出版,通信などに大きな影響を与えるものとみられる。
[技術的背景]
 コンピューターの内部では,文字列,画像,音声などがそれぞれ固有の方式で表現され,別々のファイルに記録されている。…

※「ホームページ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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