折原啓子(読み)オリハラ ケイコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「折原啓子」の解説

折原 啓子
オリハラ ケイコ


職業
女優

本名
三上 芳子(ミカミ ヨシコ)

旧名・旧姓
折原 芳子

生年月日
大正15年 1月1日

出生地
茨城県 北相馬郡小文間村(取手市)

経歴
タイピスト、見習看護婦を経て、昭和20年大映第1期ニューフェースに合格し、「彼と彼女は行く」でデビュー。「花咲く家族」など約60本に主演、その美ぼうがファンの心をとらえた。とくに経歴を生かした「月よりの使者」の看護婦役は話題となった。結核で一時入院したが、27年カムバック、「母の罪」「母系図」「四人の母」など母もの映画で活躍した。巨人軍・篠塚利夫選手の妻・嘉津子の実母

没年月日
昭和60年 11月24日 (1985年)

親族
義息=篠塚 利夫(巨人軍選手)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

関連語 旧姓 旧名

20世紀日本人名事典 「折原啓子」の解説

折原 啓子
オリハラ ケイコ

昭和期の女優



生年
大正15(1926)年1月1日

没年
昭和60(1985)年11月24日

出生地
茨城県北相馬郡小文間村(現・取手市)

本名
三上 芳子(ミカミ ヨシコ)

旧姓(旧名)
折原 芳子

経歴
タイピスト、見習看護婦を経て、昭和20年大映第1期ニューフェースに合格し、「彼と彼女は行く」でデビュー。「花咲く家族」など約60本に主演、その美貌がファンの心をとらえた。とくに経歴を生かした「月よりの使者」の看護婦役は話題となった。結核で一時入院したが、27年カムバック、「母の罪」「母系図」「四人の母」などの母もの映画で活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「折原啓子」の解説

折原啓子 おりはら-けいこ

1925-1985 昭和時代後期の映画女優
大正14年1月1日生まれ。昭和20年大映第1期ニューフェースに合格。21年「彼と彼女は行く」でデビュー,美貌(びぼう)でメロドラマヒロインとして人気をえる。27年東映にうつり母親役を好演した。30年フリー。昭和60年11月24日死去。60歳。茨城県出身。取手高女卒。本名は三上芳子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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