折目切目(読み)おりめきりめ

精選版 日本国語大辞典 「折目切目」の意味・読み・例文・類語

おりめ‐きりめ をりめ‥【折目切目】

〘名〙
物事の時間的な節目。区切り。また、特に、正月や盆の清算期など季節のきりめになるような節日。また、民間祭日をもいう。
※京大二十冊本毛詩抄(1535頃)一四「折旋揖譲は、をりめきりめの礼ぞ。をりめくる時の礼ぞ」
② 物事のけじめやきまり。
巷談本牧亭(1964)〈安藤鶴夫梅雨また…「それでいて情におぼれず、きっぱりとした折り目切れ目がある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android