折目切目(読み)おりめきりめ

精選版 日本国語大辞典 「折目切目」の意味・読み・例文・類語

おりめ‐きりめをりめ‥【折目切目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事の時間的な節目。区切り。また、特に、正月や盆の清算期など季節のきりめになるような節日。また、民間祭日をもいう。
    1. [初出の実例]「折旋揖譲は、をりめきりめの礼ぞ。をりめくる時の礼ぞ」(出典:京大二十冊本毛詩抄(1535頃)一四)
  3. 物事のけじめやきまり。
    1. [初出の実例]「それでいて情におぼれず、きっぱりとした折り目切れ目がある」(出典:巷談本牧亭(1964)〈安藤鶴夫〉梅雨また…)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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