折立(読み)おりたて

精選版 日本国語大辞典 「折立」の意味・読み・例文・類語

おり‐たてをり‥【折立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 箱、櫃(ひつ)などの内側全体を錦などの織物で張りこめたもの。おたて。
    1. [初出の実例]「衣筥(ころもばこ)のをりたて入帷子(いれかたびら)包覆下机など」(出典:類従本紫式部日記(1010頃か)寛弘五年九月一三日)
  3. 連句懐紙の各折(おり)の最初の句。おったて。ただし、初折(しょおり)の第一句は発句として別扱いされるので、折立とは呼ばれない。普通、歌仙では二の折の表第一句をさすことが多い。

お‐たてを‥【折立】

  1. 〘 名詞 〙 「おりたて(折立)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「衣筥のをたて・入帷子(いれかたびら)・包覆(つつみおほひ)・下机など」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年九月一三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む