押手遺跡(読み)おしでいせき

日本歴史地名大系 「押手遺跡」の解説

押手遺跡
おしでいせき

[現在地名]子持村北牧 押手

子持山の南面扇状地の末端北牧(きたもく)地区の押手にある。二(ふた)ッ岳の噴火による火山灰層(FA)・軽石層(FP)に厚く覆われていたが、軽石下において礫が多数出土したため試掘調査を実施、縄文時代後・晩期の配石墓群約二〇基、立石群四ヵ所、石列二を確認した。あわせて土器・石棒・フレーク・コア・石鏃・土製耳飾・土製垂飾品・人骨片・歯・獣骨なども検出。配石墓は長さ一・五メートル、幅〇・五メートルで、長方形もしくは円形を呈する。壁面は河原石を立て並べ、その上面に横積みで二、三段置かれているのが多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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