押釜村(読み)おしがまむら

日本歴史地名大系 「押釜村」の解説

押釜村
おしがまむら

[現在地名]原町市押釜

東流する水無みずなし川の南岸に位置し、対岸石神いしがみ村、東は大木戸おおきど村。押竈とも記す。寛永一六年(一六三九)牛越うしごえ村から当村と大木戸村が分村して成立したという(奥相志)正保郷帳では田方一〇五石余・畑方五二石余。明暦二年(一六五六)の高三〇七石余(相馬藩政史)元禄郷帳では押竈村とみえ、高二三七石余。なお元禄検地高は二三一石余、ほかに新田三五石余がある(奥相志)。天保郷帳では高二六七石余。天明三年(一七八三)の家数三九、嘉永元年(一八四八)の家数二九(検地石高収納戸口等調)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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