抽象論(読み)チュウショウロン

デジタル大辞泉 「抽象論」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしょう‐ろん〔チウシヤウ‐〕【抽象論】

物事実体具体性を備えていない、単に頭の中で考えられただけの意見や考え。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「抽象論」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしょう‐ろんチウシャウ‥【抽象論】

  1. 〘 名詞 〙 物事の実体を備えていない、単に頭の中で考えられただけの意見。実際に即していないため、具体性を欠き内容が乏しく、意味がはっきりしない考え。
    1. [初出の実例]「そんな抽象論で引きさがるかい」(出典:星座(1922)〈有島武郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android